皆さんこんばんは~☆

今月も良く働きました~(o^^o)

明日、明後日は定休日。ゆっくり休みたいと思いま~す♪

さて、時々聞かれますが、

「パラベンって良くないんでしょ?」

このご質問をいただいたので、今日はこれについて書いてみたいと思います。

パラベンと言えば、飲み物や食品、医療品や化粧品の防腐剤として使われていますね。
1980年に旧厚生省が化粧品に含まれる成分の中でアレルギーを引き起こす可能性がある成分として表示を義務ずけた102種類の成分のことを『表示指定成分』といい、この表示指定成分の中に当時パラベンなど幾つかの防腐剤が掲載されていました。
この表示指定成分だった事で悪い印象がついてしまったわけですね。
確かに30年以上前は、単独で使用すると皮膚に吸収されアレルギーを起こす可能性があったようですが、現在は他の成分と併用することでパラベンの濃度を下げて、安全に使用出来る技術が確立され、多くの食品や目薬などの防腐剤として配合されています(o^^o)

30年です。30年。

色々な分野でたくさんのものが研究開発されて来たこの時代。改良され研究され、ましてや口や目に入るものなのに、本当に危険なものならば引き続き使われ続けるということがあるのでしょうか?

しかしながら、すっかり嫌われ物になってしまった「パラベン」

そこで出て来たのが「パラベンフリー」「100%天然由来」と言う商品達。

天然由来の防腐剤として使われいる成分に『フェノキシエタノール』という緑茶由来の物質がありますが、パラベンに比べると防腐効果が劣るため、パラベンと同等の効果を出すには約3倍の量を投入しなければならないと言います。

3倍って。。。(O_O)

毒性が低くても大量に使わないと効果がない。。。

天然は安全?

完全無添加で防腐剤フリー?
このような商品は腐敗やカビが繁殖しやすいと言う現実。

ましてや化粧品などの栄養成分がたくさん入っているものは菌にとっても栄養の宝庫。菌の増殖を爆発的に早めます(^_^;)

一説にはカビは最大の発がん性物質と言われているようです。防腐剤よりも何倍も危険(O_O)

そしてこの背景には、パラベンを悪物にして自社の製品を売っちゃおう作戦が隠されている(-_-)

パラベンを悪物にすると、なんか天然とかフリーとかが急に良い商品に見えちゃうと言う魔法☆

そして更に、このような天然由来やパラベンフリーの商品が出来上がる前の段階。一つ一つの成分の液体自体には既にパラベンが使われていると言う皆さんが知らないもう一つの現実。(笑)

そうなんですね~。

敢えて防腐剤として「パラベンは入れていません。」これはパラベンフリーです!

でも原料が腐敗しないようにパラベンは入ってるけどね。

これが事実です。

これは。。。本当にパラベンフリー?

海外の話になりますが、内分泌かく乱物質(環境ホルモン)が引き起こしたパラベンフリー問題。

ビスフェノールAなどの内分泌かく乱性が有ると疑われた化学物質が、皆さんの生活している中で手にする商品に入っていて、人体にも悪影響を及ぼす可能性が有ると話題になりました。
この時パラベンにも内分泌かく乱性が有るのではないか?と疑われたようですが、パラベンと内分泌かく乱性に関する人体への直接の有害性を示した報告はないそうです。

国内では環境省が1998年度から「環境ホルモン戦略計画SPEED98」を策定し、内分泌かく乱性が有ると考えられた67物質をピックアップして調査を開始し、現在も継続中だそうですが、
当初から現在に至るまで調査対象にパラベンは含まれていません。

対象にすら入っていません(^_^;)
また、パラベンの内分泌かく乱性に関する人体への有害性を示した直接の報告はありません。

これが真実です(o^^o)

「私、パラベンは絶対に使えないんです!」

という方にお会いしたことがあります。
しかしこの方も歯磨き粉を使って毎日歯磨きをします。

この歯磨き粉の中には割としっかりした量のパラベンが使われています。

もしも本当にパラベンがダメなのであれば、口腔内は粘膜ですから、もうベロッベロに剥けたりして大変な事になっているはずなんですね~(^_^;)

確かに悪い報告はありません。
でも悪いイメージがついてしまったがために、一部の国内外の化粧品メーカーがパラベンの効果や安全性よりも消費者の要望を優先してパラベンフリー化が促進していったのです。

2001年に厚生労働省が発足してから化粧品は『全成分表示』が義務付けられました。

美肌工房が取り扱う32℃化粧品メーカーでは、必要最小限のパラベンを使用し、スキンケア商品に関しては開封後1年以内の使用をお願いしています。

  

そして美肌工房でも必要最小限の在庫量を揃える事で、常に新しい出来立ての商品がお客様のお手元に届くように徹底しております(o^^o)

イメージだけに囚われず、安全性の高い商品を手にして頂きたいと願います。

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